2012年1月25日水曜日

フランス版って何?アジア版との違いは?(3)

ランプベルジェのオイルの違いについては今回が3回目となります。
前回、「実際にオイルを嗅ぐと直ぐに分かるのですが…」と書きました。あらためてこの度、近くのお店で販売しているランプベルジェを購入してみました。一回目はおなじみの「ユーカリ」です。1Lサイズ(1Lサイズしか売ってませんでした。)を2本購入しましたが1本はアジア版、もう1本はフランス版となっています。お店の方から両方とも日本と中国からの仕入れ物であると聞いてきました。

おやっと思いましたのはお店に陳列しているフランス版オイルコーナーにフランスでは見たことのないオイルや旧ボトル時代に製造が終了したオイルが並んでいたことです。アジア版は「ユズ」、「サクラ」、「ヒノキ」などフランスにはないオイルがあると聞いていましたがフランス版にまで見たことも聞いたこともないオイルがあるとは驚きました。
その後パリにこれらのオイルの存在を確認しましたが販売していないし予定もないとのことでした。

表目のシールについては記載内容は同じですがフランスから直輸入したオイルと比べて挿絵のグリーン系のユーカリの葉の色が2本とも妙に色濃く鮮明になっています。(これもアジア人好み?)
さっそく新しいバーナーを2本用意して2室で各々の香を確かめることに…
香りの広がりというのでしょうか、もっと広い範囲に芳香されるものであるという前知識が覆りました。2本とも狭く部屋を満たすのに長時間を要しました。フランス直輸入オイルは短時間に部屋いっぱいに広がりをみせるのですがナゼ? 
次に香りの違いを感じました。この2本とも同じ甘さを感じます。さらにバーナーに鼻を近付けると通常のアルコール臭とは別の異様な鼻をツク臭いがあり気になります。
フランス直輸入オイルは甘さが殆ど無く自然な爽やかさがあります。

この2本がニセモノかどうかまでは分かりません。アジアでの仕入れオイルはフランス版であろうともアジア版と同じ内容でありこれをフランス版と称することに誤りがあることがわかります。ランプベルジェから認知、承認されたオイルであるにせよフランス直輸入オイルとここまで違うのか…
(次回に続く)



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